航空自衛隊の任務 |
わが国を侵略しようとする敵があった場合、わが国が周囲をすべて海で囲まれているという地理的特性と近代戦の様相から、空からの攻撃で開始され、侵略の間中、空からの攻撃が続けられる可能性が高い。 そのため、航空自衛隊はできる限り国土から遠い空域で迎え撃ち、敵が続けて空からの攻撃ができないように努める。 | ||
防空 | 早期発見 | 地上レーダや早期警戒管制機などによって、わが国を侵攻してくる航空機などをできるだけ早く発見する。 |
識別 | 自動警戒管制組織(バッジシステム)などにより、目標が敵か味方かを識別し、要撃戦闘機や地対空誘導弾部隊に対し目標を指示する。 | |
要撃 | 要撃戦闘機や地対空誘導弾部隊が目標を迎え撃つ。 (戦闘機は着上陸侵攻しようとする艦船や地上部隊の阻止などにも用いられる) | |
大規模災害等各種事態対応 | 大規模災害や急患空輸など各種の事態に際し、人命や財産を保護するために、各都道府県などと連携して航空機などによる偵察や連絡要員の派遣を行う。 | |
安全保障環境の構築 | 国際平和協定業務を通じての国際平和のための努力、国際緊急援助活動などによる国際協力への寄与など、国際社会の平和と安定を維持・増進していくための様々な取り組みを積極的に行っている。 |
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